デオドラント剤とは?成分と効果と体質に合った使い方
デオドラント剤には、汗や臭いを抑えてくれるさまざまな種類があり、暑い夏には大活躍してくれますよね!汗っかきの方には手放せないものになっていると思います。
デオドラント剤にもいろいろな種類があり、目的に合わせて選ぶことが大切になります。
市販されているデオドラント剤には、汗の量をおさえるもの、殺菌効果のあるもの、臭いを抑えるものなどはがあります。
汗の量を抑える成分が入っている制汗剤
制汗剤の中の含まれる成分が、汗の出口をふさいで汗を抑える仕組みになっています。特に汗が多い方や汗の量を抑えたい方におすすめです。
✩参考として成分は、ミョウバンやアルミニウム塩などが表記されています。
臭いの元になっている雑菌の繁殖を抑える成分が入っている殺菌剤
臭いの元になっている肌に潜んでいる雑菌を死滅させて繁殖を抑え、臭いを抑える効果が期待できます。特にワキガや臭いの強い方に効果的でおすすめです。
✩参考として成分は、銀、塩化ベンザルコニウムなどが表記されています。
臭い自体を抑える成分か入っている消臭剤
科学的にイヤな臭いを中和させてなくしてしまおうという製品です。服についたタバコの臭いなどやカーテンなどについたイヤな臭いをとるために家庭でよく使われています。
✩参考として成分は、硫化水素、メチルメルカプタンなどの表記があります。
ここで注意していただきたいのが使いすぎてしまうことです。
制汗剤の場合は、デオドラント剤の成分が汗の出口をふさぐのですが、使いすぎると汗腺に老廃物がたまってしまい、余計にイヤな臭いを発してしまいます。
また、殺菌剤の入ったデオドラント剤を使うときも使いすぎにも注意です。
こちらの場合は、悪い雑菌を死滅させる効果があるのですが、使いすぎると雑菌の繁殖を抑える良い菌までも死滅させてしまい、雑菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
ほとんど方が毎日使っていると思いますが、使いすぎに注意して一週間に1回くらい使わない日を作りしっかり汗を出すことも大切です。
また、使った後はお風呂では成分を残さないようにしっかりと洗うようにしましょう。