シルクの服に汗染みがついた!洗剤の選び方と落とし方の注意点
洋服ダンスに滅多に着ないものを取り出してみると、汗染みのようなものがついてる時ってないですか?
大事に着ようと思って大切にしまっておいたのに、高級なシルク素材のものだとかなりショックですよね(>_<)
慌てて水につけたりして落とそうと思っても、何日もついたままの状態でいたので、
ちょっとやそっとじゃなかなか落ちるもんではありません。
シルク素材は、汗で変色してしまったり食事のとき飛び散ったりして時間がたったシミは、ほとんどが取れないようになっています。
中性洗剤のような「なんでもこれで落とせます」といったもので簡単におとせるものではありません。
素材によって酸性に弱かったりアルカリ性に弱かったりする特徴のものがありますので、シミを落とすときは、よく洗剤に表示されている酸性やアルカリ性の度合いを示すpHをみたり、洗う時に使う水の温度加減を調べておかないと大事な服の生地が溶けて穴があいたりしてダメになったりします。
素材にあったもので尚且つ色柄物などは色落ちしないかなどを考えたうえで洗剤を選びましょう。
どうしても家庭でやりたいと思われる方は、中性洗剤をつかって試してみてもいいのですが、
その時に手洗い表示があるかどうかうや、柄物はさけて無地や単色系のものにしましょう。
手洗いを始める前に必ず、色落ちチェックを忘れずに!!
洗剤をタオルにつけ衣類の目立たないところにポンポンと叩いてみます。
それで色落ちするようであればクリーニング店に相談されるのがよいかと思います。
プロのクリーニング店でも、シミがついて時間がたったのものは落とせなくなりますので、
ついたばかりの場合はすぐに対処するか、少し経って気づいたとき早めにプロに相談するようにしましょう。